で、primeってなに?
primeそのものについて触れずにここまで来てしまったので、改めて・・・
予測入力システム: PRIME
http://taiyaki.org/prime/
です。
同様のソフトではPOBox( http://pitecan.com/OpenPOBox/ )が有名ですね。Clie初代機を使っていた時にお世話になりました。
さて、現在のpdaXrom環境で使うにはいくつかの問題点があるので、そこに触れておきます。
primeはrubyを必要としています。またprimeが動作するために必要なsary/sary-ruby/suikyoなどもrubyや関連ライブラリが必要になります。ところが、現時点で本家feedなどから入手できるrubyには、socket.soが無かったり、関連するものを導入するためのライブラリが無かったりと色々問題がありました*1。
結局は、rubyそのもののbuildも行っていますが、必要なものが得られたところで止めて、それらを適切な位置に配置してprimeに必要なものの導入を進めました。
また、少し前のメモでも触れましたが、pkg-configで返るglibのバージョンが実際のものと異なっていたりという問題もあるため、それを誤魔化したりする必要もあります。
やっと実行できるようにできたものの、やはりC700には重荷でした。上位機種なら実用レベルになるのかな?POBoxのPalm版のように富豪的辞書とかライト版辞書とかあれば軽くなるのかな?いずれにしても、りなざうでこんな事もできるんだなぁ、と思えただけでも収穫だったような気がします。